J・LINKS CO,LTD

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【民泊事業(旅館業)スタート】0から1をつくる毎日。わくわくとバタバタの舞台裏をお届け。

スタッフの日常 # Jリンクスの事
■ はじめに – 新規事業の『0→1』は、いつだってドラマがある

今年の秋、J・リンクスにとって大きな転機となる「民泊事業(旅館業)」がいよいよ動き出しました。
これまでの不動産売買、買取再販、設計・施工に加えて、宿泊業への新しい挑戦。まったく未知の領域に足を踏み入れるこの感覚は、ワクワクとドキドキ、そして少しの不安が入り混じった、特別なものでした。

物件の準備、設備の設定、サイト登録、必要書類、清掃動線の確立…。ひとつずつ整っていくたびに気持ちが前に進んでいく。「次の工程は?」「これはどうすれば?」と自問自答しながら、目の前のタスクとひたすら向き合う日々でした。

■ 「現場に行かないと分からないこと」が山ほどあった日々

事務所で考えているだけでは想像がつかないことが、現場にはたくさんあります。

・入室方法のわかりやすさ
・鍵の初期設定
・Wi-Fiの安定性
・家電の配置や動線
・ゲスト視点での「不安ゼロ」をどう作るか
・掃除のしやすさ
・備品の不足にすぐ気づけるか

行くたびに発見があり、そのたびに改善ポイントが増える。でも、正解の無い世界をひとつずつ形にしていくのは、やっぱり楽しい。そして、たくさんのことに追われながらも、「これを乗り越えたら、ようやくお客様を迎えられる」そんなワクワクが自分を支えてくれました。

■ 宿泊サイトの設定は、まるで未知の大冒険

宿泊運営のスタートに欠かせないAirbnb・Booking.com・AirHostの設定。これがもう……すべてが初めましての世界でした。「チャンネル管理?」「同期とは?」なんとなくは分かるけれど、実際どの作業とどう繋がるのか、最初は言葉の意味の理解からスタート。画面のどこを触れば何が連動するのかも分からず、新しい用語に出会うたびに頭がパンクしそうになりながらも、設定が繋がった瞬間だけは、夜の事務所でひとり『やったー!!!』と感動していました(笑)

■ 登録作業は「細かい」の連続。でも形になっていく嬉しさ

新規物件の登録は、想像以上に細かいタスクの積み重ねでした。

・物件情報

・立地情報

・部屋の設備

・写真選び

・説明文(日本語/英語)

・ハウスルール

・料金・閑散期繁忙期の設定

・キャンセルポリシー

・スマホ/PCでの動作チェック

チェックしてもチェックしても終わりが見えず、ひとつ終わるとまた次の項目が現れる。「これはまるでゲームの隠しミッション…?」そう思ってしまうほどのボリュームでした😂それでも、表示ページが少しずつ整っていくのを見ながら「あ、やっとお部屋として見えるようになってきた!」という瞬間が何度もあり、そのたびに胸がじわっと温かくなるような、つくっている実感がありました。

■ 初めての予約が入った瞬間

登録完了後、しばらくしてスマホに鳴り響いた通知音。
「お客様から予約が入りました」

…え?今?もう?
思わず固まってしまうほどの衝撃でした。

まるで、自分の家に急にお客様が来るような不思議な感覚。胸がドキドキして、「ちゃんと準備できているかな」「不安にさせないかな」そんな気持ちが一瞬よぎったけど、すぐに思いました。「この日を目指して準備してきた。大丈夫。あとはしっかりお迎えするだけ。」

ドタバタして、焦って、悩んで、時には迷子になりながら進めてきた作業が、ようやく「ひと組のゲスト」につながった瞬間でした。

■ 初めてのゲスト対応 – 画面越しの“人とのつながり”が動き出した瞬間

予約が入ったその日から、私のスマホは静かに、でも確実に「宿泊業としての仕事」を始めました。最初のメッセージが届いた瞬間——胸がきゅっと高鳴って、嬉しさと緊張が同時に押し寄せてきました。そこからは、まさに“初めてのホスピタリティ体験”の連続です。

●英語でのやり取り

普段の業務とはまったく違うコミュニケーション。翻訳しながら、一文一文を丁寧に選びながら、相手にちゃんと伝わるように心を込めて返信しました。「これで伝わるかな…?」そんな不安とは裏腹に、返ってくるメッセージはどれも温かく、フレンドリーで、私の緊張をほぐしてくれるものでした。

●到着までのフォロー

建物の入り方、スマートロックの使い方、道案内、近くのお店や周辺環境、チェックインの流れ、など。一つ一つ、写真や文章で説明しながら、“安心して来てほしい”その気持ちだけで動いていました。

「We are very excited!」「Thank you for your kind support!」そんな声が届くたびに、「あぁ、本当に宿泊業を始めたんだ…」と実感が深まっていきました。

●当日の待ち時間は、まるで家族を迎えるような気持ちで

到着予定時間が近づくと、落ち着かなくて何度もスマホを確認しました。「迷っていないかな?」「鍵はうまく開けられるかな?」「寒くないかな?」まるで家族を待つような、不思議な高揚感と緊張感。“ちゃんと迎えたい” という気持ちが、ずっと胸の中にありました。

●そして、ついに対面

扉が開いて、ご家族の笑顔が見えた瞬間——胸の奥がじんわり熱くなって、「ああ、このために準備してきたんだ」と全てがつながりました。お子さんの無邪気な笑顔。ご夫婦のあたたかい表情。そして、旅そのものを楽しみにしている空気。言葉は完璧じゃなくても、気持ちはちゃんと届いて、自然と会話が弾みました。

●お見送りの瞬間

最後には、「Amazing!」「Thank you for your kindness!」…そんな言葉をいただいて、思わずうるっときてしまいました。ただの「宿泊業(旅館業)」ではなく、人と人の心が触れ合う仕事、その本質を一番最初のゲストが教えてくれました。この日の気持ちは一生忘れられません。

■ 新規事業の立ち上げは、ひとりではできない

今回の宿泊事業の立ち上げは、まず私が中心となって準備を進めていきました。慣れない作業も多く、やり方に迷ったり、思うように進まず焦る日もありました。それでも途中からは、必要な手配や調整を他の社員がそれぞれの持ち場で動いてくれて、少しずつ全体の形が整っていきました。一つの事業を始めるには、いろいろな視点や手が必要なんだと改めて感じました。

『J・リンクス全体として新しい挑戦に踏み出した第一歩』
このワクワクやドキドキを、未来の事業にしっかりつなげていきたいと思っています。

■ そして次へ。動き始めた新しいJ・リンクスの物語

今回のオープンは、まだ最初の1件目。ここから改良し、磨き、スタッフ連携を強めていくフェーズに入ります。

・宿泊物件の拡大
・清掃チームとの連携構築
・SNSでの認知拡大
・インバウンド対応
・地域との関わり
・「民泊 × 買取再販」という新しいビジネスモデルの確立

J・リンクスとしての新しいページが、いま開かれました。大変なこともあるけれど、何より【やっていて楽しい!】この気持ちを大切に、次のステップに進んでいきます。

■ おわりに – ここからが本当のスタートです

はじめての宿泊事業(旅館業)立ち上げ。はじめてのゲスト対応。はじめて尽くしの数ヶ月。その全部が、自分にとって宝物の経験になりました。

これから増えていく物件も、新しく迎えるゲストたちも、すべての瞬間を丁寧に積み重ねて、J・リンクスらしい宿泊事業を育てていきたいと思います。

LinksHotel上野のご紹介

東京・上野エリアに位置する「Links Hotel 上野」。
家族・グループでゆったり過ごせる広々38〜48㎡のお部屋を備え、旅のスタイルに合わせて快適にご利用いただける設計になっています。

リフォームしたばかりの清潔で落ち着いた空間、スマートロックによる安心のチェックイン、そして何より「暮らすように泊まる」体験を大切にした宿泊施設です。

101号室/1DK(38.5㎡

コンパクトでも落ち着く1DK。
キッチン付きで長期滞在にも便利。
ビジネス・カップル・おひとり様におすすめのフロアです。

201号室/2DK(53.3㎡

2つの独立した洋室・和室にダイニングキッチン。
グループ・ファミリー滞在にぴったりな広さと動線。
小さなお子様連れの方にもおすすめです。

301号室/2DK(48.7㎡+バルコニー4.5㎡)

開放感のある最上階フロア。
ゆったりとくつろげる広さで、長期滞在にもおすすめ。
仲間との東京旅行にも最適な間取りです。

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